練乳といちご

アイドルオタクのひとりごと

やさしさとは

 

「明日からは、恋とかもするかもしれませんねー!俺の嫁ですねー!」と、いたずらっぽく笑いながら、天使ちゃんになって去っていった飛鳥ちゃん。

 

 

そんな飛鳥ちゃんの卒業コンサートでの記憶を、私はどうしてもここに残していかなければいけません。いつかは色褪せていく思い出や感情を、色濃いままで忘れないようにするためです。

 

 

2023年 5月17,18日。

 

 

今が思い出になるまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

運良く、というかもはや運命的に二日目のチケットを手にした私。

一日目は配信で、二日目は現地で。大好きな女の子がアイドルとして過ごす最後の瞬間を見届けてきました。

 

それはもう、ほんとうにほんとうに幸せだった。

 

 

 

何から話そうかな。

 

それほどまでに、”乃木坂46 齋藤飛鳥”が詰まった2日間。

 

私が見てきた飛鳥ちゃん、私が出会う前の飛鳥ちゃん、今を生きる飛鳥ちゃん。

愛おしい人の人生の欠片がたくさん散りばめられていた時間。うれしくてさみしい、そんな時間。

 

全部書くとキリがないので、2日間で特に印象的だった曲について触れていこうかな。

 

 

「ありがちな恋愛」

七瀬が卒業した後に発売された4thアルバムで、まいやんと飛鳥ちゃんがWセンターを務めたリード曲。飛鳥ちゃん自身もずっと好きだと言っていたし。私もとっても好きな曲。切なさが漂うメロディーラインに乗せて歌われるのは、もう去ってしまった別れと戻ることのない過去と、これから訪れる手探りの未来についての感情。誰かのことを考える中で自分と向き合う、そんな曲。

「愛よりも大切な夢を見つけたのなら 現実はいつだって退屈なものだ」

乃木坂らしいしなやかなダンスと、目を惹くみんなの儚い表情。2日間ともセトリに入れていた意図は想像しかできないけれど、別れの先にある「出会えてよかった」に辿りつくためのきっかけをこの曲はくれる気がする。

 

 

 

 

「Threefold choice」「なぞのらくがき」

tfcは蓮加とあーやと、らくがきは蓮加とあやめんと披露。曲自体が大好きで爆沸きしたことは大前提すぎるので置いといて、1期生の最年少だった飛鳥ちゃんが、各期の末っ子ちゃんに見せ場をつくってあげているのが素敵だなぁと思った。最年少って肩書きは、特権でもあれば、本人にとってはそのフィルターを通してしか評価されないもどかしさもあるものだと思ってるから、そこを上手く活かした組み方をしたのは飛鳥ちゃんの大きな愛だなぁと、これも私の勝手な想像。

 

 

 

 

「私、起きる」

なぜか卒コンの少し前からドはまりしてリピートしてた激カワソングのイントロが流れた瞬間の私の気持ちわかる???????(知りません)

 

 

 

 

「地球が丸いなら」

どこか不安な気持ちになった時、聴くと必ず安心させてくれていたこの曲。MVみたいに、やさしい気持ちで浜辺を歩いている気分になれる曲。

”もし出会いが偶然なら さよならも巡り合わせ 抗えるわけないでしょう”

私の大好きな歌詞たちを、ひとりでじっくり歌ってくれたのがうれしかった。どこの歌詞を歌うかは自分でかんがえたんだよ~とあとから教えてくれて、もっともっとうれしくなった。

 

 

 

 

「他の星から」

このコンサートで飛鳥ちゃんが唯一後輩と二人でステージに立ったのは、4年前にも一度披露しているさくらと踊ったこの曲だけだった。「母と子」そんな言葉で表される二人の関係性。今まで決して明確な言葉では語らなかったけど、飛鳥ちゃんがさくらに特別大切な感情を伝えようとしてることが痛いほど伝わった選曲とパフォーマンス。しがみつくようだった4年前とは比べ物にならないほど精度が上がって磨かれたさくらのダンスに正直やられたし、二人の間にある美しくてやさしい物語が、そこにあった気がした。きっとこの先も語り継がれる伝説のステージ。

 

 

 

 

「Against」

生駒ちゃんが卒業する時に出した1期生楽曲を、アンダーメンバーと披露。今この曲を歌えるのは飛鳥ちゃんしかいなくて、飛鳥ちゃんが卒業した後は誰も歌える人がいなくなってしまう。この曲を封印しないためにと、アンダーに託すことにしたんだろうなぁ。

「僕らは変わらなきゃいけない 永遠なんか信じるな」

アンダーならではのダンスの気迫とプライドがひしひしと伝わってきて痺れた…。フロントに麗乃ちゃんがいたのも私には特別嬉しかった。

 

 

 

 

「制服を脱いでサヨナラを…」

あしゅみなちゃんの名ユニット曲。完全に個人的すぎるエピソードだけど、3年前、コロナ前最後に行った8thバスラ。4日間セトリが違う中、私が入った日にバクステで披露された本家が私の中で大事すぎる思い出で、忘れられずに今日まで過ごしてた。そしたら卒コン2日目、あの日と同じバクステで、あの日と同じこの曲が流れ始めて、しかもサビを飛鳥ちゃんの隣で踊ってるのは麗乃ちゃんで。

「微笑みも涙も宝物だ」

もう全てが夢だと思った。こんなことあるんだって、涙で双眼鏡覗けなかったけど、死ぬ気で網膜に焼き付けた。私が勝手に受け取った大きすぎるプレゼント。

 

 

 

 

「硬い殻のように抱きしめたい」

2017年リリースのアルバムに収録されている飛鳥ちゃん初めてのソロ曲。

きっと飛鳥ちゃんは自分の歌があんまり好きじゃないんだろうなぁと、それはずっと感じていて、過去にこれを歌った映像が番組で流れるといつも嫌そうな顔してたね(笑)でも、だからこそ、最後にちゃんとこの歌を届けることの意味を飛鳥ちゃんが感じてくれていたのがうれしかった。

それとね、この曲はずっと私が飛鳥ちゃんに届けたい歌だった。弱さを見せることが上手じゃない飛鳥ちゃんのことを歌った歌だとずっと思っていたから。でもあの日、自分じゃない誰かのことを想ってこの曲を歌う姿を見て、6年の時を経て飛鳥ちゃんは「抱きしめられる側」から「抱きしめる側」になったんだなぁって気づいたよ。

 

 

 

 

「人は夢を二度見る」

飛鳥ちゃん卒業後に発売された32ndシングル。今でもイントロを聴くと涙腺が緩むほど、正直かなり上位で記憶に残っている。私にとって初めての飛鳥ちゃんがいない乃木坂のシングル。この曲を受け入れることは、何より難しいことだったから。

でもあの日、「この曲を一緒に歌わせてください」と飛鳥ちゃんの潤んだ声の曲紹介で流れ始めたイントロを聴いて、その全部が一瞬にして救われた。

「夢をもう一度見ないか? 叶うわけがないと諦めたあの日の何かを」

どれだけ探しても飛鳥ちゃんがいなかった曲の真ん中に飛鳥ちゃんがいる。似合うだろうなと思っていた振付を踊る飛鳥ちゃんがいる。それがこの5か月間私のずっと探してた景色で、”今の乃木坂にいる飛鳥ちゃん”という、叶うわけのなかった夢が叶ってしまった。涙が溢れて止まらなかった。本当に二度目の夢だった。こんなにもすべてを物語にしてしまう齋藤飛鳥というアイドルが、心の底から愛おしいと思った。

あとね、この曲を一緒に歌ったのは、飛鳥ちゃんの最大の「さみしい」の表現だったんじゃないかなと、これは後から思ったこと。ほんとうはこの場所にいたかったよ、そんな声が聞こえてきそうだった。

 

 

そのあとに続く「帰り道は遠回りしたくなる」「サヨナラの意味」は、もう完全に飛鳥ちゃんが旅立つための道として完成していた。

 

「サヨナラに強くなれ この出会いに意味がある」

 

11年と8ヶ月。

加入当時中学生だったひとりの女の子が、立派な国民的アイドルになるまでの駆け抜けた道のり。そのゴールという名の未来が、すぐそこに眩しくひらけている。

今まで幾度となく同期や後輩の卒業を見届けてきた彼女が、ついに羽ばたく時。

涙と一緒に溢れる寂しさを乗り越えて、「最後の姿を見届けられてよかった」という想いとやさしさで心をいっぱいにしてくれたのは、間違いなく彼女が見せ続けてくれた”アイドル 齋藤飛鳥"としての生き様があったから。

 

 

「過去がどんな眩しくても 未来はもっと眩しいかもしれない」

 

 

久しぶりの歓声に、時々イヤモニを外しては嬉しそうに顔をほころばせる飛鳥ちゃんを見て、ちゃんとアイドルが楽しかったことを感じられて嬉しかった。

なぜあなたが約12年間もアイドルを続けてきたのか、その理由がこのステージを見れば一瞬でわかった。

ずーっと笑顔で「たのしい!」を体現していた飛鳥ちゃんの目が、Sing Out!でファンの大きな歌声とクラップに包まれた瞬間に潤んだ時、あぁこの子は生粋のアイドルなんだなぁ、と思った。

 

 

乗り越えなきゃいけないものばかりだったはずの12年。

アイドルになっていなければ抱える必要のなかった苦しみや葛藤に、たくさん悩まされてきたはずで。

それでも、人生の半分以上を、青春まるごと、”乃木坂46”に捧げてくれた飛鳥ちゃんが、アイドルにならなければ浴びることのなかった歓声でこんなにも幸せそうな顔をしてくれるのであれば、もし私がその一部になれていたのであれば、そんなに幸せなことはなかった。

 

 

「楽しさも寂しさも全部ぎゅっと明るい色にしてみんなが見せてくれたから幸せな時間でした」って本当に大好きな飛鳥ちゃんの言葉だったな。

自分を照らす水色と白の光の中に”さみしい”が隠れているのもちゃんと見つけて取りこぼさないでいてくれる、愛だと受け取ってくれる飛鳥ちゃんだから、精いっぱい楽しく送り出そうって、泣きながら笑えたんだよ。

 

東京ドームという広いステージの真ん中でひとり堂々と舞い踊るあなたを見て、自分がすごい人を応援してきたことを改めて実感した。指先や衣装の裾にまで意識が宿っていて、髪の靡き方さえも計算され尽くしたかのようなダンスに、過ぎる時間も忘れて見惚れたかった。小さくて大きいその背中に、愛おしさを見つけた。

 

2日間で丸々セトリを変えたことについて「自分が参加した曲はできる限り披露したかったから」と話していた飛鳥ちゃん。

ライブの最中は「私の好きな曲、聴きたかった曲ばっかりだ…!」とテンションが上がっていたけれど、飛鳥ちゃんのいる楽曲が自然と私の好きな曲になっていたことに、終わってから気が付いた。私の特別でいてくれるひと。

 

 

 

「好きだった、この場所」

 

 

 

オリメンの中に現役生と卒業生がいる歌は披露しない、もしくはソロで魅せるという選択にも、飛鳥ちゃんの愛を見つけました。例えば、「地球が丸いなら」をもし与田ちゃんと披露したら、今はいない桃子の存在が見えてしまう。きっと飛鳥ちゃんは、それを望まなかった。

ユニット曲では、誰一人代役を立てなかった。もういない存在を、今いる誰かで埋めなかった。

グループが歩んできた11年間の歴史を、乃木坂46というグループそのものを、こんなにも大きな愛ですっぽりと包み込むことができるのは、最後の1期生として戦い輝きつづけたあなただけだったと思う。

 

1期生最後のひとりとなった今、ほとんどの曲をオリメンで披露することができない中、ただひたすらに後輩たちの成長と乃木坂46の明るい未来をあなたが願った時、そこには眩しいほどの希望の光と、愛と呼ぶには深すぎるあなたのこの場所への想いがありました。

 

歴史を大切にはしたけれど、過去は振り返らなかった。

ずっと未来の乃木坂46の話ばかりをしてくれたこと、今のメンバーにとってどれだけ救いで、自信で、これからのおまもりになるのだろう。

 

 

「守りたかった 愛に代わるもの」

 

 

最愛の人がいなくなったあと、私は乃木坂46とどう向き合っていくのか、何度も考え、考えては、そっと離れることしか浮かばない日もあった。でも今なら、飛鳥ちゃんが大事にした乃木坂を、飛鳥ちゃんが守ろうとした乃木坂を、飛鳥ちゃんが愛した乃木坂を、これからも応援したいと、心から思います。だって飛鳥ちゃんに託されたんだもん。「信頼してます」って言われちゃったからね。

 

 

 

 

 

 

” 「守りたい」って言ってくれるけど、「守りたい」って言ってもらえる乃木坂をつくれたことが嬉しいから、これからはあなたたちの乃木坂でいいんだよって密かに思ってる ”

 

過去にこんな言葉を後輩たちに向けて残した飛鳥ちゃんの乃木坂人生最後のページが、やりたいことをやりきれるコンサートでよかった。

「ジコチューで行こう!」で始まって「ジコチューで行こう!」で終わったことが、何よりこの2日間を表していて、私はとっても嬉しかったよ。

 

 

 

 

きっと一生忘れない時間。

出会えて、好きでいられて、応援できて、私の人生にいてくれてありがとうって。

大好きもさみしいも全部をこめて、いっぱい名前を呼んで、水色と白をめいいっぱい振って、世界でいちばん綺麗だった私のだいすきな女の子、ほんとうに、今まででいちばん綺麗だった。

たのしい!が詰まった飛鳥ちゃんの笑顔が、この先もきっとたくさんの場面で私を救ってくれるんだろうな。

 

 

 

 

 

愛したから愛された人。両手いっぱいの優しさをみんなにあげる人。

 

私にとってのやさしさの意味は、飛鳥ちゃんそのものでした。

 

乃木坂46でいてくれてありがとう。

 

あなたに出会えた人生でよかった。

 

最後にもう一度だけ言わせてね。

 

卒業おめでとう。幸せでいてね。

 

 

それでも君に恋をしてる。

 

 

「みんなが、誰ひとり漏れることなく、可愛く綺麗にモニターにおっきく映ってほしい」

 

 

私が好きになったアイドルは、自分の卒業コンサートでこんなことを語る人でした。

 

 

 

 

 

 

 

自分のことは後回し、持ちうるぜんぶのやさしさを他人に注ぎ込むことができる人。

いつどんな時だって、見ているのは自分より他人。相手の感情への触れ方が、とっても上手な人。気を遣わせず、ただそこにいて、でも確かに心の奥にそっと寄り添うことのできる人。心の動きに敏感な人。痛みに気づくことができる人。誰かを愛する強さを持っている人。

 

飛鳥ちゃんに出会って約6年。私はあなたに、たくさんの”愛とやさしさのかたち”を教えてもらいました。

 

 

 

飛鳥ちゃんの”言葉”が大好きだった。紡ぐ文章が好きだった。

だから私も、あなたがくれたこの感情をどこかに残しておきたいと思って、今この場所を開いているのだけれど、書きたいことも、伝えたいことも、それはもう抱えきれないほどあって。それほどまでにあなたが魅力的なひとであったことを、この文字を綴りながら感じています。

 

 

 

 

 

 

2022年11月4日。

 

卒業を知ったあの日、涙が止まらなかったのは、どうしようもなく飛鳥ちゃんのことが大好きだったから。

憧れで、光で、希望だったから。

そんなあなたの決めた旅立ちを、好きだからこそ素直に応援したかったし、好きだからこそできなかった。

 

いつかは、と思いながら目を逸らし続けていた二文字を前にしたその日から、より"齋藤飛鳥”という人について考えるようになりました。

 

 

 

 

あなたはずっと、ひとりが好きなひとでしたね。

少しの強がりもあったとは思うけど、他人と深くかかわることを望まなかった。いつも部屋のすみっこにいて、まるで乃木坂46が歌う曲の主人公そのものみたいだった。

強すぎる光をひとりで放つあなたは、ふうっと息をかけると消えてしまいそうに儚くて、そんなあなたから私は目が離せなかった。

 

お姉さんたちに囲まれて、にこにこと柔らかく笑う姿をよく見るようになったのは、いつからだったかな。表に出さない、出そうとしないあなたの愛をちゃんと汲み取ってくれていた一期生のお姉さんたち

そんなあたたかい日向みたいな場所だから、あなたは自分の居場所として選び続けたのかなと、今ではそんなことを考えます。

 

 

 

 

 

仲間の、後輩の旅立ちを、何度も何度も見送ってきましたね。時には笑顔で、時には涙を流しながら。

”見送る側にもパワーが必要” 誰より実感してきた11年間。

だからあなたは言いましたね。今いる子たちには自分を送り出すためにそんなパワーを使わせたくない、と。

 

飛鳥ちゃんが教えてくれた、ひとつではないやさしさの形。

 

自分がしてきた苦労を、誰かにはさせないために。後輩を、強い雨や風から守るために。見えないところで自分を犠牲にする。

そんな努力を決して口には出さないけれど、あなたが誰よりあたたかい心の持ち主だってことくらい、ずっと見ていればわかります。

 

 

真夏の全国ツアー2022の期間中から、たくさんの後輩のブログに出るようになった飛鳥ちゃんとのツーショット。

きっと、心の中で何か変化があったことを感じていました。

もちろん、色々な後輩の隣で笑う飛鳥ちゃんが見られるようになったのはとってもとってもうれしかったけれど。

 

 

「飛鳥さん!」

 

 

徐々に増えていく、この声が、呼び方が。愛おしくて、さみしかった。

「あす!」と笑う、真夏さんの声に言い表せない安心感を覚え始めたのもこの頃だった気がします。

 

 

1・2期生がどんどんと新たな道へ進む中で、飛鳥ちゃんがこの場所に居続けるのは、真夏さんがいるからだってずっと勝手に思っていました。もちろんそれも理由のひとつではあったと思うけれど、卒コンを終えた今ならはっきりわかります。

 

今は何より後輩たちを守りたくて、そばにいたくて、愛を注ぎたくて、大切だと抱きしめたくて、あなたはこの場所にいることを選び続けていたんだと。

 

 

 

卒業を発表した次の日に行なわれた生配信。卒業を決めてから初めて流したという涙の理由は、メンバーでしたね。

 

涙がこぼれそうになると後ろを向いて隠したがるその姿が相変わらずで、思わず画面越しに笑みが溢れたけれど。いつもなら話すことをやめてしまうタイミングでも、前を向いて胸の内を伝えてくれたこと、あぁ成長したんだなって思いました。飛鳥ちゃんより年下だけど、ね。

 

伝えることをやめなくなった。涙に感情を閉じ込めなくなった。伝わらないことを恐れなかった。

その時感じた変化に、乃木坂46のメンバーとして今ここに立つ自分の大切さや意味を飛鳥ちゃん自身が感じてくれていたような気がして、うれしかった。

 

 

一期生の末っ子から始まり、次世代エースと呼ばれ、ついには一期生最後のひとりになり、変わりゆく乃木坂の中で変わらずいてくれた飛鳥ちゃん。正確には、変わらないようにいてくれたのだと思うけれど。

移ろう季節とグループの在り方の中で、ずっと変わらず大好きな人の姿がある、それだけで私が応援し続ける理由になった。

いつしかグループの看板を背負うようになり、そのちいさくて華奢な背中には一体どれだけのものがのしかかっていたのだろうと、考えるだけで胸が苦しくなるけれど。

 

それでも、その場所にかかる重圧を見せずに前に立ち続けてくれた人。

乃木坂をつくり、つなぎ、まもってくれた人。

飛鳥ちゃんが卒業するときに、「今日までここにいてよかった」と思えるグループであるといい、私の願いはそれだけでした。

 

 

 

 

乃木坂46の飛鳥ちゃんを応援してきた6年間は本当に楽しいことばかりだったし、毎日にきらきらした景色が増えて、飛鳥ちゃんが出会わせてくれた”乃木坂46”に、私は随分長い間人生を救われてきました。

 

自分に自信のなかった私が、乃木坂46を好きでいる時間だけはとびきり可愛くいられる気がして、ライブや握手会に行くのが楽しかった。名前を呼んでもらったあの瞬間のことは、恋にも似た感情で、今でも思い出すだけでドキドキする。

 

 

 

あなたがくれた愛も煌めきも、教えてくれたやさしさの意味も、誰かを愛せるその強さも、眩しいほどに輝いていたあなたを追いかけてきた日々たちも、彩ってくれた日常も、出会えた大好きな音楽も言葉も、ひとつ残らず忘れたくなくて、ひとつ残らず抱えて明日からも生きていきたいから。

 

あなたに出会えたこの人生を大切に生きるために、私は今日もあなたの光に照らされています。

 

 

 

 

 

 

不器用だけど、ちゃんと言葉をくれる人。

 

 

グループを卒業した今、しあわせと、穏やかに流れる時間があなたの日常に少しでも増えているといい。

ずーっとずーっと、どこかで笑っていてね。

 

 

 

 

 

 

 

乃木坂46の飛鳥ちゃん、卒業おめでとう。

 

 

 

 

戻れない時を振り返る。

 

 

 

 

 

 

 

真の輝きを放つことなく眠っていた6つの原石が、集い、磨かれ、そして結びついたその瞬間。

 

 

 

とんでもなく強い光と美しい音色をこの世に放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽の力。

 

私が彼らに出会って感じた大きな一つがこれだった。

 

いつだって本気で音楽を愛し、本気で向き合い、本気で楽しむ彼らが届けてくれる音楽は、生きている。今まさにこの時を全身全霊で駆けていくような、そんな力強さとエネルギーがある。

 

Imitation Rain、NAVIGATOR、NEW ERA、1ST、僕が僕じゃないみたいだ、マスカラ、CITY。

 

この二年間で彼らが届けてくれた楽曲は、延べ59。(音源として発売されたもの且つ彼らが歌唱しているもの、リアレンジも含む)

 

お気に入りの曲は?なんて聞かれても咄嗟に答えられないほど名曲揃いで、何より6人の愛情が注がれたそれぞれの楽曲たち。きっと楽曲たちも、こんなに大切に作られて愛されてさぞかし幸せだと思う。

 

相変わらず制限の多い毎日の中で、やりたくないこと、向き合いたくないこと、逃げてしまいたいことなんて山ほどあった。それでも私の毎日にはSixTONESの音楽があって、一度再生ボタンを押せばいつだって6人が背中を押してくれている気がして、だから頑張れた。

 

ブログ、ラジオ、テレビ番組、雑誌、YouTube、ありとあらゆるところで、6人が今日も元気に生きていること、お仕事を頑張っていること、メンバーと楽しく過ごしていることを知れたから、頑張れた。

 

6人が笑っている姿が一番好きで、SixTONESにはずっとずっと笑っていてほしいって思う。あなたたちが笑っていてくれれば、私は今日も頑張れるし、何だって乗り越えられる。周りのことなんて気にせず、ずーっと6人で笑い合っていてほしい。それだけが私の揺るがぬ願いです。

 

ジェシー、慎ちゃん、樹、北斗くん、きょも、髙地くん。

 

6人は今、幸せですか?

 

あなたたちがが幸せなら、私はそれ以外に何も望みません。

 

あわよくば、その幸せそうな姿をこれからもずっと私たちに見せていて欲しいと願うけれど。

 

ジェシーがボケて、慎ちゃんが乗っかって、北斗くんが独特な返しをして、樹がツッコんで、きょもがボソッと面白いことを言って、髙地くんが最後にツッコんで、6人の笑い声が響き渡る。世界で一番、好きな空間。

 

 

どんな時もあなたたちらしく、信じた道を突き進んでほしい。

初めはわからなかったことも、やり通せば正解になるし、迷った時は6人肩を寄せ合って休んで、今度は違う方法でまた進めばいい。

軌跡は歪であればあるほど、振り返った時に楽しい。

だから6人には、バカなことで大笑いしながら、自分たちのやりたいようにこの先の人生を歩んでほしい。どんな時も、6人にはたくさんの味方がいます。

 

 

 

 

この2年、色々なことがあったけど今日まで6人でいてくれてありがとう。

 

何も当たり前じゃないこの世界で、あなたたちの永遠を信じたいって思えるから。

 

それだけの人たちに出会えた私は、間違いなく幸せ者です。

 

 

 

 

最後に、北斗くん。

今日もあなたが、大好きな5人に囲まれて楽しく笑っていてくれること、こんなに嬉しいことはありません。

いつもブログで、「今日は6人でお仕事です」とか「今日は6人で一緒にいます」とか教えてくれるね。北斗くんは本当にSixTONESのことが好きなんだなぁと、嬉しくなります。

どうか身体だけには気を付けて、3年目も、これからも、大好きなメンバーと笑っていてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6つの音色と書いて、SixTONES。原石。

 

あの時の彼らにこの名を授けたジャニーさんは、本当に天才かもしれない。

 

個々の輝きを持った6人が、暗闇でも手を離さず、果てのない光をその手で掴み取ったから。そこにはとんでもなく素敵な、新しい世界が待ってたんだよ。

 

こらえた涙も、乗り越えた悔しさも、今を照らす光になる。今を超えてゆく鍵になる。

 

叶わない夢なんてない、過去も糧に限界を超えて。

 

偶然じゃなくて奇跡だから。

 

ノーブレーキで約束の場所へ。悲しみの雨を飲み干せば、そこには愛の花が咲く。

 

出会えた意味を信じて、いざ夢の世界へ。

 

 

 

 

 

SixTONES、デビュー2周年おめでとう。これからもずっと6人で。

好きだって一言、今なら言えるから

たくさんたくさん、心の準備をしてきたつもりだった。

 

「最後のライブ、配信しますよ、誰でも見れますよ」なんてそんな幸せなことがあっていいのだろうかと思った。彼らの輝かしい門出を見送りたくて、ありがとうと言いたくて、その日が来るのを、しっかりと未来に見据えていた。

 

しかし未来は、思っていたほど遠くなかった。

 

気がづけばあっという間にやってきた11月1日。

 

朝からずっと、気を緩めれば涙がこぼれそうで、でも彼らの曲が聴きたくて、大学に向かう電車で必死に涙をこらえていた。

20周年の際に作られた「~此処から~」を聴きながら、”感謝なんてしたくない サヨナラはまだ早いから”と歌ってくれたあの時から6年の月日が流れ、ついにサヨナラをする時が、感謝をする時が来たのかなんて気が付けば涙が流れていた。

 

 

 

 

 

 

 

あと二時間、一時間半、一時間、三十分……。

 

彼らの最後のステージが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうずっとずっと泣いていた。人間ってこんなに涙出るんだ。そう思うくらい、恐らく人生で一番泣いた。

 

6人が歌う度、踊る度、その表情が映る度に、あまりに洗練されすぎたパフォーマンスに魅了され、26年目にしてまだまだ進化を感じるこんな素敵なステージを届けてくれることに涙し。

 

大好きで懐かしい曲、思い出の詰まった曲が流れる度に、井ノ原くんが場を明るくしようとおちゃらける度に、これも今日で最後かと涙し。

 

岡田くんが画面の中で輝くたびに、世界で一番好きだなと涙しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し岡田くんの話をしますね。

 

何を隠そう、私はV6の中では岡田くんの担当でした。

 

整った端正な顔、甘く響く歌声、6人でいる時の圧倒的末っ子感、剛健に振り回される姿、ストイックで自分に厳しい性格、何事も極めようとする姿勢、紡がれる優しくて素直な言葉、すぐに赤くなる耳、照れたような笑顔、アイドルとして放つ輝き、

 

彼の好きなところなんて挙げ始めればキリがありません。

 

それでも、私は一度彼から離れた時期がありました。

 

アイドルとしての彼を見ているのがつらくなって、素直に応援できなくなって、逃げました。全てを彼のせいにして。

 

岡田くんから離れたということは、必然的にV6からも離れることになるわけで、まぁ結果的にはその期間があったからこそ今の新たな自担に出会うことができているわけですが、私は同事務所内の他のグループを応援し始めました。

まさしく健くんが公演後にあげたブログにあった「どんなに大きくて大好きな存在でも、それがなくなれば人は違う楽しみを求めて移り変わって行く」ですね。胸に刺さるものがありました……。

 

離れたとはいえ、テレビに出ていれば見るし、気に入った曲ならCDも買っていたんですが、私の射程範囲が増えたこともあり、ついにファンクラブをやめる決意をしていました。

 

私の更新月は3月です。

 

そう、解散のお知らせが来たのも3月。

 

下手をすれば、私は解散のお知らせの動画を見ることができなかったわけです。

 

本当に良かった……と今は思います。辞めるつもりだったのに、その動画を見てどうしようもなく溢れてきた涙で、「私やっぱりV6のこと本当に好きだったんだな」と思いました。

 

今日の岡田くん、世界で一番カッコよかったんですよ。

 

末っ子なのにずっと堂々と、誰よりも誇らしげな顔でステージに立ってたんです。

 

お兄ちゃんたちに負けず、自分の26年間の全てを掲げて、胸を張ってパフォーマンスしていました。本当にカッコよかった。

 

というか25周年辺りからめちゃくちゃダンス上手くなりましたか……?

V6を見ているとやはり剛くんと、個人的には井ノ原くんのダンスに目が行くのですが岡田くんの気合の入り方がある時から格段に違っていたように見えたんです。

 

今回のライブももちろんそうでした。

 

そして私にとってはこれが本当に嬉しかったんです。

 

私が出会って少ししてからの岡田くんは、アイドルに対してのモチベーションが低かった時ではないかなと勝手に思っていて。

真意はわかりません、少なくとも見ている限りではそう思いました。

 

だからダンスも、少し抜いた感じの動きが多くて。

まぁ音楽番組に出る度に100%で踊る人なんて、他のグループを見ていても珍しいし、特に踊り慣れた曲なんかはそうなるんですけど、ライブ映像を見ていてもテレビを見ていても一際そう感じることが多かったんです。

 

だからこそ今回というか最近、気合いの入った、ひとつひとつの動きに魂がこもったような、26年の本気を見ているかのようなダンスが見られるのが本当に嬉しかったんです。

俳優業との両立に悩んだ時期を乗り越えて、この人は最後までV6でいることを選択し、そしてその選択に彼自身がとても誇りを持っている、その事実がどうしようもなく嬉しかった。

 

ようやくもう一度、心の底から、素直に、好きだと言えた瞬間でした。

 

彼以上に好きになれるアイドルは、後にも先にもいない、そう思います。

 

「俺これ一回やってみたかったんだよね」と、最後にしてMFTPのトニセン足上げの時にあまりしゃがまないというトラップを長野くんに仕掛けてみたり、TAKE ME HIGHERの井ノ原長野による岡田争奪戦(岡田くんがどちらの肩に手を置きながら歌うか)では最後だからと歌うことを放棄してまで両方の肩に手を置いてみたり、隙あらば長野くんの身体を触ったり、自由に楽しそうにしている姿を見て、岡田くんにこの場所があって本当に良かったなと思いました。

 

 

 

”岡田くんが末っ子でいられる場所がなくなってしまうのではないか”

 

 

 

涙が止まらなかった理由には、これも含まれていました。40歳となった彼がいつでも末っ子でいられた場所。いつもは真面目過ぎるほどに真面目な彼が、少し羽目を外して自由奔放に振舞える場所。それがもう、なくなってしまう。

 

でも、彼はむしろこの26年間でこんなに素敵な5人のお兄ちゃんができたことを私たちに自慢しているように見えました。

「俺にはいつでもこの5人がいる」

そんな言葉が聴こえてきそうなほど、誇らしげに、楽しそうにパフォーマンスするあなたの姿が最後に見られて私は本当に幸せでした。

出会ってくれてありがとう。ずっとずっと大好きだよ。

 

 

 

 

 

 

最後の一曲、95grooveを終え、「俺たちがV6!」とステージを去って行った6人。

 

もう二度と6人の姿を見ることはないのだと思うと、想像以上にきつかった。どれだけ泣いても涙は止まらなくて、私の青春の全てが終わった気がして、明日からをどう生きていけばいいのかわからなくなった。

 

それでも、ライブ終了から4時間ほど経った今、私がにこにこしながらこのブログを書けているのは、間違いなく健ラヂのおかげです。

 

ライブが終わって、日付が変わる0時から始まる健くんのラジオ。公演後すぐに移動し、初の生放送でラジオを届けてくれた健くんには本当に感謝してもしきれません。

 

一秒前までV6だった健くんが、個人の三宅健として、ひとつひとつ丁寧に言葉を選ぶように喋るラヂオ。まだ現実に追いつけていない、11月2日に来ることができていない私たちを急かさず寄り添ってくれているようでした。

 

「インスタ開設するよ!」「今から3分だけインスタライブするね!」

健くんらしいスピード感で始まったインスタライブを微笑ましく見ながら、心安らいでいたのも束の間、そこに突然殴りこんできた二人の人物によって私の涙は一気に吹き飛ぶこととなりました。

 

?「映すなよお前ー!」

 

意気揚々と乗り込んできたのは同じく先ほどまでV6だった井ノ原くんと長野君でした。

 

 

 

え???????(笑)そんなことある??????(笑)

 

 

 

って感じでした(笑)

 

お酒を片手にほろ酔いで乗り込んできた井ノ原くんと、俺も行くとついてきた長野くん。

 

公演後に太一くん主催でひとりずつ感想を言う地獄の会が開かれたこと、Kinkiの剛くんがTシャツをプレゼントしてくれたこと、メンバーの剛くんと「大好きだよぉ、ありがとねー!」と抱き合ってきたことを教えてくれて、「長野くんの挨拶が長かった」とイノ健が文句を言い始め、「俺たち死ぬわけじゃねぇから!」「健も俺たちのラジオ出てよ」「えー行くいく」なんてわちゃわちゃしていたらブチッと切れて終わったラジオ。

 

なんか、なんだったんだろう(笑)何をこんなに悲しんでたんだろう(笑)

 

別にこの人たち、もう会っちゃいけないわけじゃないし、お互いの名前を出しちゃいけないわけじゃないし、何より”V6”っていうくくりはなくなるけど26年間で築き上げた6人の関係性が一夜にしてなくなるわけでもなんでもない。

私は何を勘違いしていたんだろう。

 

さっきまであんなに涙として溢れていた悲しい感情が、全て吹っ切れた気がしました。

 

健くん、井ノ原くん、長野くん、本当にありがとう。

 

 

 

 

 

 

私が好きだった6人、たくさんの幸せをくれた6人。

 

「俺たち解散したことないからさぁ」

 

「これでさよならじゃないんで」

 

「またこの景色を見たい」

 

 

6人が残してくれた素敵な言葉を胸に、私は今日も世界で一番大好きな6人のことを想っています。

 

26年間、本当にありがとう。

 

こんなに素敵なアイドルに出逢えて私は本当に幸せでした。

 

だから今度は6人が、たくさん幸せを見つけてください。

 

 

 

 

 

大丈夫と、ありがとうを君に。

 

 

 

 

 

 

2021.11.01

愛しい笑顔に、今日も幸あれ

 

深く響く芯のある歌声

 

周りの空気をも呑みこむようなパフォーマンス

 

心の奥底に潜む揺らぐことのない強い意志たちと

 

未来を見据える輝いた瞳

 

紡ぐ言葉は綺麗で愛おしくて

 

時折見せる儚げな表情は泡沫のように美しい

 

不器用で優しいその人柄も

 

努力を惜しまないその姿も

 

人を愛せる力を持った心の強さも

 

松村北斗”という人物を構成するその全てが

 

私は本当に大好きです。

 

 

 

コロナ禍で一変した世界、だからこそあの日あなたに出逢えた。

 

”アイドル 松村北斗”と出逢った私の人生は何にも代え難いほどキラキラと輝いていて。

 

SixTONESという素敵な場所にいるあなたを見ているだけで、私は何だって乗り越えられる気がするのです。

 

ギラギラと異彩な空気を放つグループの中で、一際惹きつけられたそのパフォーマンス。

 

見ていて思わず息を呑むほどに、洗練され、他を寄せ付けないというより全ての色を吸収し纏っているかのような、不思議な感覚。虜だった。

 

そんな出逢いから始まった2020年、高校三年生だった私にはたくさんの辛いことがありました。

 

でも、あなたがたくさんの輝く姿を見せてくれたから、たくさんの幸せをくれたから、私は今ここにいます。

 

本当にたくさんの活躍を見せてくれたね。

 

グループとしての音楽活動はもちろん、やっぱり印象深いのは6月に決まった初主演映画。

 

北斗くんが本気で挑んだラブコメディー。

プロモーション期間から、この作品への熱量と愛と、とにかくたくさんの人に見てほしいという気持ちが言葉や表情からこれでもかと溢れていて。

そんなほっくんの思いを感じていたからこそ、寒い中、前売り券を朝早くから並んで買いに行ったことも、公開初日朝一番の上映を一番良い席で観たことも、全部全部良い思い出で。

映画の最後に、主題歌である「僕が僕じゃないみたいだ」歌い出しの北斗くんの声が聴こえてきた時、大粒の涙が溢れてきたことを覚えています。映画館に、松村北斗の歌声が、SixTONESの楽曲が響いている、その事実のすごさに圧倒されて、感動して、嬉しくて誇らしくてどうしようもなくなって、私は静かに涙を流していました。

 

SixTONESとしての活動と、俳優としてのお仕事。

 

どちらも大切に、どちらも本気で頑張ってくれる北斗くんが好きです。

 

現状に満足せず、でも今を大切に、決して自分を過大評価することなく、何事にも本気でぶつかっていくその姿が、本当にカッコよくて。私はいつだってあなたの背中を追いたいと思ってしまう。

 

6人でいる時のあの本当に楽しそうな表情が自分の進んできた道は間違いではなかったという強い気持ちからきていること、誰よりもこの場所が好きなこと。

見ていてすごく感じます。

 

自分がSixTONESであることに何よりも誇りを持っているあなたのファンになれたことが、私は本当に幸せです。

 

きっと誰かといるより一人でいることを望むこともあった北斗くんだから、人見知りだし少しだけ愛の見せ方が不器用な時もあるけれど、その分持った優しさは信じられないくらいに大きくて、誰かを真っすぐに大事にできるってきっとすごいことで。

 

だから北斗くんは、こんなにもたくさんの人に愛されているんだなと私は思います。

 

高地くん、ジェシー、樹、しんちゃん、きょも

 

この5人が北斗くんの一番近くにいてくれてよかった。

 

続けてきてくれてありがとう。負けずに走り続けてくれてありがとう。

 

あなたがアイドルでい続けてくれたから、私はあなたに出逢うことができました。

 

SixTONESという、宝物に出逢うことができました。

 

「メンバーは俺の運命の強さで勝ち取った5人」

 

そんな風に語ってくれる北斗くんは世界で一番素敵なアイドルです。

 

 

 

北斗くんにとって、この一年はどんな年でしたか?

 

大変なこと、辛いこと、私が簡単に想像できるようではないものがたくさんあったのだと思います。

 

それでも、ふと思い返したときに、楽しかったことや幸せだったこと、誰かの笑顔や優しさや、煌めく様々な思い出が、真っ先に思い浮かぶような一年であったなら良いなと私は心の底から願っています。

 

12年目に突入したあなたのジャニーズ人生。

 

私が知っているのはまだほんの一部にすぎないけれど。

 

それでも、ただあなたの輝く姿を見たいから、

 

かけがえのない場所で抱えきれないほどの幸せにまみれるあなたを見ていたいから、

 

私はこれからもずっと、あなたを応援しています。

 

26歳のほっくんに、たくさんの幸せが訪れることを願って。

 

 

 

1995.6.18

生まれてきてくれてありがとう。

世界で一番大好きなあなたへ。

 

 

 

プロローグ

 

 

子どもの頃から文章を書くことが好きで、何かへの想いを綴ろうとするとついつい長くなってしまいます。

 

溢れ出る感情を全て記憶しておきたくて、ありったけの修飾語で魅力を語りたくて、気づけば大変な長さになっているんですね。

 

それが許される場所を探し求めた結果、ここに辿り着きました。

 

私の心に湧き出るたくさんの言葉を残していきたいと思います。

 

現在ジャニオタ歴7年、乃木坂オタク5年、その他様々な界隈を通ってきたしがないオタクの独り言を、寄り道感覚でお楽しみください。